各種SNSでチラチラとお見せしていましたが、バニーガールのフルサイズモデルがほぼ完全と言っても良い段階にきています。

こうして並べるとかなりサイズに差がありますね。

お気付きの方もいるかと思いますが、表面の処理がオリジナルと異なります。

オリジナルバニーは細かな凹凸を施した「サンディマット加工」を採用しました。

コンパクトサイズなオリジナルはより繊細に水を「纏う」ためにこの処理を採用したのですが、対して今作っているデカバニーはよりリアルポークに高い造形に拘りました。

凹凸はよりはっきりとしたものになり、水を纏うというよりも「掴む」感覚を重視しました。

デカバニーは耳パーツがオリジナルと比較すると倍以上大きいため、必然的により大きく動きます。

がっつり水を掴んだパーツが大きく動くことで一般的なトレーラーワームと比較して遥かに強い水流を起こし、遠い距離や異なるレンジからパワーで魚を引っ張ってくるデカバニーは、ピンポイントに入れ込んで食わせるオリジナルサイズとは対照的なコンセプトで開発されました。

オリジナル同様、PURPLEHAZEの専売特許とも言える、ボディとパーツで異なる硬度のマテリアルを繋ぎ合わせる「ハイブリッドマテリアル製法」を引き継ぐことで最低限必要な強度は確保しつつ、ソフトベイトの限界値とも言える柔らかなアクションを生み出します。

デザイナーの私が今のところ気に入って合わせているジグは、スタンレー社の5/16oz。

ブラックブルーのスカートにポーキーなトレーラーの組み合わせは我ながら息を呑む美しさ…

ジグマンはこれで酒が飲めます。（私はお酒飲めません）

来年早春デビューを目指して最終調整に入っていますので、引き続き情報をお待ちください。